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靴を作るようになった理由②

2024年12月26日

私の足のサイズは24㎝。

とてもありふれたサイズです。

なのに、市販の靴で足に合う靴に出会ったことがほとんどありません。

その訳は、幅狭、甲薄、開帳足。

開帳足とは、簡単に言うと横アーチが落ちててる足。

おまけに指が長い。


思えば、小さい頃は姉のおさがりの靴を履いてました。

しかも、スリッポンタイプの靴をよく履いていた記憶があります。

おそらく靴も大き目だったんじゃないかな。

そして、指に力を入れる歩き方をしてなかったのでしょう。


そのせいか、走る速さはとっても遅く、

運動会では、決まってビリ。

50m走では10秒を切ったことがありません。

自分では速く走ってるつもりなんだけど、全然速くなれない。

指で蹴ってなくて、足裏で地面をついて足を運んでいるだけ。


そんな足の使い方がずーと続いていたので

20歳になるころには、

足裏に大きなタコと芯の深ーいウオノメが形成されていました。

さらに幅狭、甲薄のため、どんな靴も緩い状況で、

足が靴の中でどんどん前に行き、長い指が靴のつま先で縮こまってる状態。

指の関節もタコだらけで、指の骨格も曲がって、ハンマートゥになってました。


でも、私の足が幅狭、甲薄、開帳足、指長、ハンマートゥだなんて、

全く自覚することはなく、ただただ合う靴がないのはなぜかもわからず、


価格が高い靴だと大丈夫かな?

シューフィッターに合わせてもらったら大丈夫かな

中敷きがcomfortってなってるタイプだったら大丈夫かな?

海外で靴を買えば大丈夫かな?

と、色々靴を試しては、やっぱり痛くて履けなくなるを繰り返してました。


靴の購入にはなかなかお金をムダにしたなー。

1回しか履いてない〇万円の靴もあったな。



つづく
















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